2008年 06月 25日
松江~出雲紀行 vol.2
今年に入って 3度目の松江入りです。
水面を彩る緑陰 色とりどりの紫陽花 神話の国出雲に点在する神社
そして やっぱり美味しいもの も!
vol.1~
月照寺 島根県松江市外中原町179
月照寺の紫陽花
山陰のあじさい寺として 親しまれている 月照寺
4月 松江に訪れた時は 訪れることがなかったこのお寺。
梅雨時の訪問を心待ちにしていました。
堀川遊覧船巡りをしたあと
(巡回観光バス)レイクラインバスで移動。
見送ります
松平不昧公ゆかりの菩提寺。
寺内は静かで 昼間でも うっそうと茂る木々の中
松平家代々の菩提を弔う場所であるゆえ
一人散策が大好きなワタシも さすがに 一人はこわかったりして。
ちびっ子を連れた家族連れが やってきて ホッと。
ちびっ子が 「亀さんは~?」 と お探しの様子。
こちらにおわします大亀は 必見の価値あり と伺い
紫陽花の小路を抜け 右手奥 門をくぐって入ってみると
想像していた以上 見上げるばかりに
背中に背負っているのは ?
ラフカディオ・ハーン著「怪談」 では この亀さんが夜な夜な松江の町に出没し
暴れたというお話しがあるそうです。
さもありなん というか
今にも動き出しそうな 大亀さん。
近づいて拝見したかったのですが・・・
先客が この亀さんに対峙して 座りこんで泣いているのです。
参ったな~ 完全 自分の世界。
脇のほうから 亀さんをカメラにおさめ
あじさい あじさい
写真を撮られている方がちらほらいて
私もそちらに仲間入り
種々さまざまな あじさいが 梅雨の深まりで 尚いっそう色を増すことでしょうね。
今年は 少し遅めの開花らしいです。
しばし紫陽花を楽しみ 木立を抜けると 花菖蒲に出迎えられ 明るいお茶室へ~
幽玄の世界から 戻ってきた感覚で 何だかホッとした。
松平不昧公のお庭をめでながら
お抹茶と銘菓 路芝(松江・風流堂)を頂きました。
そこでも写真撮影のおじさまたちと 一緒になった。
こちらの庭園は また 絵になりますものね。
お玄関に立った時 額縁のように見えた 庭園に
日本の美を感じました。
いつまでも のんびりとしていたいけれど
レイクライン(観光巡回バス)の時間がせまって お茶室をあとに。
のちに ある場所で 写真を撮影していたおじさまたちと 再会するのでした(笑)
vol.3 へ続く