2012年 02月 28日
『 The Double 』
ようやく 原種のシクラメン コウムが開花し始めました。
例年 年末~ 2月初旬には花が上がっていましたが
今年は アカデミー賞の時期までずれこみました
その アカデミー賞
大方の予想どおり 作品賞は『 アーティスト 』でした。
アギー(犬)の名演も話題ですね。
作品賞いずれも 観たい映画ばかりです。
ゲイリー・オールドマン
初ノミネートとは ちょっと意外ですが
きわめてまっとうでない演技と まともな人も演じるギャップが魅力的。
『 レオン 』 また観てみたいなぁ。
『 裏切りのサーカス 』 『 ダークナイト ライジング 』
公開が楽しみです。
さて 週末観てきたのは 2月25日公開の
リチャード・ギアの最新作。
『 顔のないスパイ 』 (原題 The Double )
監督 脚本 マイケル・ブラント
原題にひそむ罠。
ラスト15分
まんまとひっかかっていました。
≪解説≫
冷戦時代の元CIA諜報員(R・ギア)と若きFBI捜査官(トファー・グレイス)が
上院議員暗殺の犯人とされる旧ソ連の伝説のスパイ=カシウスを追う。
謎が二転三転するプロットから最後まで目が離せない。
アクションにはロシア生まれの格闘技“システマ“を採用しており
ギアも実践型の格闘技を披露する。
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システマ という技 凄味がありますね。
予告編 最後に出てくるシーン
ふっ と ため息をつく瞬間
究極の悪の表情とはこうなのか とドキドキしていたら
あれは全く違うシーンで ー(゜∀゜)
ポールが見せたきわめて人間的な表情でした。
このシーンのあたりから サスペンス ? サイコパス ? アクション ? から
ヒューマンドラマ的要素へと と 見方が変わります。
そうなってくると 冒頭の野球場でのシーンが妙にせつなくもなる。
しかし そちらに目を奪われているうちに
本質からそれていってしまい まんまと
監督の仕掛けた罠に はまってしまいました。
観終わったあとも 完全に見破れたとは思えませんけど。
それにしても リチャードの風になびく銀髪の美しさといったら。
key word は 愛 復讐 そんな言葉が浮かんできます。
1時間38分。 短くて端的。
パンフがないというのは残念です。