2017年 07月 10日
昭和からの 梅酒4選
オンザロックで 梅酒のツワモノを。まずは 1999年6月の梅酒。 時を経る、を味わいます。
先日、床下収納から引き出した梅酒。 1985年以外、梅入り。すべて濾しました。1985年も一度濾してかなり飲んでしまっていますが、ほぼ、真っ黒 ... もう一度、濾してみたけれどものすごい年季を感じる。 1990年はなんだかにごりっぽいし。 いただくのはちょっと勇気がいる、色。
梅仕事にまつわる、話。「今年生まれた子供が二十歳になったら一緒に飲もうと梅酒をつけました。」 素敵! そういえば、うちの場合、年代から結婚や出産と、微妙に節目や記念の年をはずしている ... と ラベルを作りながら思っていたのですが よく考えてみたら もうすでにその年の梅の時期が終わっているタイミング。何かにつけ翌年のラベルになっているのはそういうことだったのね。 飲んでしまっている年もあるけれど、あの頃はわたしも 記念樹的につけこんでいたようです。 せっせと、主婦の手仕事を楽しんでいた時代でした。 人も、いい感じに熟成していきたいものだ ...
1992年のカリン酒(カリン入り)もあります(右端)。実家にカリンの木があるので、送ってきてくたものと思われますが 。 お酒の色は美しいのですが、取り出したカリンがなんとなく弱っていた感じ。あまり香りもないし ... 大丈夫なのかなぁ。でも琥珀色はきれい。 アルコールの力ってすごいですね。
濾しながら、香りに酔いながら仕分け。1999年のものが一番フレッシュな香りがしました。 一度も飲んでいなかったのかたっぷり残っていましたし。 ということでその1999ラベルを味わうことに。
時を経るっていいものだな。 ひとまず、床下の梅酒瓶が整理できたことで ホッとひといきつきました。
ただ今、「古着でワクチン」「ブランディア」「ハグオール」「資源ごみ」と仕分け中。 週もあけ、平穏でよい日々となりますように ♥