2007年 01月 23日
アール・デコ・ジュエリー展
遥かに宮島を臨むロケーション
ここは併設のカフェ デッキで本を読んでいる方も・・・
輝かしいアール・デコ期
カルティエの天才宝飾デザイナー シャルル ジャコーの
細密なデザイン画を中心に展示されています。
トゥッティー フルーティー (色とりどりの宝石をちりばめた手法)
草花 実 鳥 をモチーフに 宝石のカボションカット。
中国の翡翠の緑 日本の漆の赤
西洋と東洋の融合で独特の個性を表現していました。
特に日本の印籠にヒントを得た漆を使ったミニサイズのバニティーケースは 日本人であることを誇りに思えるデザイン!
インドのマハラジャが 贅を尽くした宝飾品をオーダーするために
カルティエを指名したことは有名ですが
現代のカルティエは 王族を相手にするだけではなく
若い世代でも気軽にメゾンを知ってもらえるラインも登場しているようで 時代の流れにうまくのって きっと日本は顧客数No.1なのではないでしょうか。
だからと言って そんなに気軽に入れるメゾンでもないゆえ
この展覧会で たくさんのアンティークジュエリーに出会える・・・
ものと勘違い。
実際はアンティークジュエリーがポイントに配されて
直筆のデザイン画が主。しかし まるでそこに宝飾品があるかのような細密画で
十分目の保養になります。
アールデコの時代は ドレスもコートも素敵。
デザイン画をみては 「こんなコートがいいな」 などと 似合う似合わないは おいておいて。
カルティエだけでなく 実力派メゾン
ラリック ブシュロン 等 デザイン画や所蔵品も。
美術館から杜の遊歩道を降りていくと フレンチレストラン
SEIHO OMBRAGE 「セイホウ オンブラージュ」☆☆☆
こちら 次の機会に。