2018年 07月 11日
夏空 東の空
何ごともなかったかのような 夏の空。
屋上は あつくるしいほどの 暑さ。
折々で 空を見てしまいます。
ヘリが向かう 東の山なみをみていたら
山肌があらわに 地滑りのあとがみえました。
ごく普通のなだらかな山にみえますが。
尋常ではなかった。生きもののような雨でした。
ひっきりなしに上空を舞うヘリや
自宅のすぐ下を通る
バイパスのサイレンの音。
早朝、深夜 いつみても車が動いていない。
わずか、数キロ走るにも
車で数時間かかってしまうという日常。
あの日
避難準備、勧告、指示とアラームがなるたびに
家族と連絡を取り合いながら 情報を確認。
2014安佐南区の土砂災害のあと
避難訓練で近隣の人たちとも
ハザードマップを確認しました。
本当にあの災害は 契機になりました。
それまで、ハザードマップを意識したことは
なかったです。
大規模団地なので それぞれのブロックで
まったく状況が違うのではと思いました。
家族が無事帰ってきたことにホッとし
無理をせず、自宅待機。
地形や地質のこともいわれていますが
今までとは違うことが
どこででも、起こりうるということを実感しました。
自然の脅威を前に
歩いて帰るか、タクシーを待つか。
車を乗り捨てるか。
避難、か 待機か。 また、そのタイミング
その場になってみないとわかりませんが
みな、その時のできうるかぎりで行動したと思います。
お見舞いの電話、メールなどメッセージ
また、近々の人たちとの安否確認、情報交換に
こんな時ですので、なおさら ありがたかったです。
歩いてすぐのところのスーパーも
車生活で 普段はあまり利用しなかったのですが
今はもうとても助かっていますし
宅配サービスも明日
配達お知らせメールがありました。
大混乱のライフラインや
道路の復旧が待たれるところですが
R31が今夜にも通行可能になる、と
つい先ほどメールで。
本当にありがたいことです。
何よりもまず行方不明の方々のこと。
無事、救出されますようにと 祈っております。