2010年 04月 22日
春の京都@西芳寺 苔庭編

西芳寺 苔庭
もこもこ むくむくと 苔のみどりが生き物のよう
無事写経も終え
西芳寺 写経そして桜編はこちらから→★
さぁ
芽吹きの季節
苔庭をめぐりましょう!
西芳寺はなんと1300年前
聖徳太子の別荘として建立されたのがはじまりとか。
開山は行基。
その後こちら苔庭は
鎌倉時代に夢窓国師により中興された鎌倉式庭園。
上下二段構えの庭園は
枯山水 と 池泉廻遊式庭園 で
中央にある心字池は 人の心象をあらわすといわれています。
入り口の石段を下って出発。

うわぁぁ ふかふかの絨毯。ねころんでみたい ♡→ܫ ←♡
重森三玲庭園美術館の地苔は
春のこの時期が一番美しい ということでしたが
こちらの苔は みごろは梅雨頃とか。
苔の種類もあるかと思いますが
西芳寺は120種類 ! の苔があるそうです。
ビロードみたい !
さわってみたい ♡→ܫ ←♡
今からますますきれいになることでしょうが
十分 その美しさを楽しみました。
特別名勝 世界文化遺産にも登録されているだけありますが
お手入れも大変なことでしょう...
薄光が射してくると杜の表情が変わります。
ミツバツツジの薄桃色が緑一色の世界に控えめな彩を添えて。
心字池には鯉さんが悠然と泳いでいます。

幽玄の世界
す~っと 大きく息を吸って深呼吸。
苔庭の澄んだ空気を思い切り堪能しました。
旅から帰ってきた今でも
このときの光景を思い出すたびに
深遠の世界をのぞいてきたかのような
爽やかな気分が蘇ります。
■ 嵐山→西芳寺 タクシーで10~15分ほど
JR京都駅から京都バス苔寺下車すぐ
このあと京都駅に戻る予定でしたが
タクシーの運転手さんに勧められた鈴虫寺へ。
これまた... 人気のスポットということをあとで知ったのでした。リ~ン リ~ン♪




