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大徳寺塔頭めぐり 龍源院~黄梅院

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いつか訪れたいと思っていた 大徳寺
20余の塔頭のうち 通常公開されている4つ
そして秋の特別公開3つ  
禅庭めぐりが楽しみで たのしみで。
訪れたこの日は年に1度の 本坊での曝涼(むしぼし)にて
普段お目にかかれない貴重な文化財の数々。
たっぷり1日をかけて 回る機会に恵まれました。

龍源院黄梅院 → 興臨院→ 瑞峯院→ 本坊→
総見院→ 高桐院→ 大仙院 




龍源院 りょうげんいん   京都市北区紫野大徳寺町82-1

大徳寺の中で最古の塔頭
趣の異なる4つのお庭を堪能できます。

東滴壷 (とうてきこ) 

わずか4坪の中に 3・2の石組み
「何ごとをなすにも小さな自己を捨て
思い切ってぶつかれば何ごとも成就する」
禅の教えを庭によみとくおもしろさ。 
時間によって光の帯で表情が変わります。

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竜吟庭 (りょうぎんてい)

大海原を苔庭で表現  
中央の三尊石組みは世界の須弥山をあらわす世界観は雄大でした
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一枝坦 ( いっしだん)  亀島と白砂の大海原
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右手奥に 蓬莱山   右隅の石組みは鶴島

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滹沱底 (こだてい)  阿吽の石庭の基礎石は 聚楽第のものとか
阿の基礎石
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黄梅院 おうばいいん 京都市北区紫野大徳寺83-1

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特別公開のこちら 今回巡った中でも印象に残った1つです。
前庭より先 写真撮影禁止 です。
京都春秋2012秋号の表紙を 黄梅院 破頭庭が飾っていました。
2つの寄り添う立石は観音さまと勢至さま
仏様のお話に耳を傾けているお姿とか。 


その素晴らしい庭は心に刻んでおきました。
ご説明係の方々は非常に親切で丁寧。
そして ハイライトは 和尚様によるご朱印といただいた言葉。

ちょうど苔庭に水遣り中にもかかわらず快くお出ましいただき
私の顔を見られてから さらさら さらさらと

それがまた
石庭の 吾唯足るを知る と通じるお話しで。
ご朱印帳にしたためていただきびっくりするやら嬉しいやら。
横から見ていた外国の方が その筆の流れに
It's very beautiful
と呟いたのが木霊のように耳に残って
私の記憶に刻まれました。

次の方とは 内容がまったく違うのですが
ひとりひとりに合ったような内容  かと思うと
クスッと笑ってしまう。  あー わたしって。 あれもこれも。

足るを知る の境地になる時は くるのであろうか。

by Jasmine_style | 2012-11-01 17:03 | 京都 | Trackback

Que Sera Sera ♡ 二拠点生活の日々 備忘録として綴っております。        Hiroshima JAPAN


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