2013年 08月 19日
『 風立ちぬ 』
...
風よ つばさをふるわせて
あなたのもとへ とどきませ
草軽ホテル には一瞬 笑ってしまったけれど
青い空 白い雲 なだらかな稜線をえがく浅間山
緑陰も美しい
軽井沢
紙ひこうきをおいかけて。
あの夏の日々は輝いていたんだな
縦糸と横糸が織りなす
堀辰雄の作品に 堀越二郎の半生をかさねあわせた
フィクション。
厳しい時代だったことは違いないけれど
観終わったあとは
小川のせせらぎをききながら
木漏れ日のさす
ハッピーバレーを歩いているような
そんな清々しさをおぼえるのでした。
エンドロール
最後の最後に
やっぱり ユーミンがもっていってくれるなぁ。
40年前の原曲そのままなのに
この物語に 観る人の心に はまってしまうのですね。