2015年 06月 12日
仙洞御所 *あおもみじの季節
新緑の美しい季節に訪れた 仙洞御所。
その庭園は、潜り門をくぐると目の前に広がる北池、
水面に映る あおもみじ、みどりみどりの 紅葉山。
阿古瀬淵方面から、右手 北池の舟着をのぞみます
ご案内に沿ってすすみます。やまぶきとミツバツツジの季節でした。
鎮守の杜、中島への土橋方面、左手には 名残のソメイヨシノ
阿古瀬淵
土橋・鷺島・八つ橋を渡り雌滝
紅葉山へつづく苑路 杉苔の木立が心地よかったです
先を期待してしまいます。苑路のカーブがなんともいいですね。
藤のころには少し早かったのですが 藤棚 八ッ橋の右手に広がる南池
藤棚とともに、みどころの1つ 州浜
石1つに米一升を与えて集めさせたといわれる 一升石
雄滝 草紙洗いの石 ...
庭園内、そこここでオブジェと化した鳥類たちを
粒のそろった楕円形の平たい石が一面に。
「米一升 !」多くの人たちの様々な思いが伝わってくるかのようです
仙洞御所でも みつけました。 キリシタン灯篭
州浜前、醒花亭でご案内がはじまっていましたが灯篭に注目。
足元に、マリア像らしき彫刻が わずかに拝見できます。
醒花亭(せいかてい)
醒花亭から、栄螺山周辺を歩く時 ふ、と上空を。
ひとつとして同じではない大木たちが 見守ってくれていました。
この景色にも 感動をおぼえます。
栄螺山(さざえやま)→お冷し→柿本社→
茶亭 又新亭(ゆうしんてい) もと来た潜り門までぐるり一周。
関守石に 別れをつげました。
他の離宮に比べて平坦で歩きやすかったと思います。
はじめての仙洞御所。おおらかで懐ふかい池泉廻遊式庭園、
水面に映る緑も美しい季節でした。
となると当然、錦絵の季節もまた 競争率が高くなりますね。
新婚のブータン国王夫妻が訪れた時の映像がまるで映画のよう。
王妃のバッグのお色が、また素敵でー♡
秋のネット抽選に挑戦するもハズレマシタ。
ちょうどこの前の週、御所内の桜が満開で
殿下がお見えになられたそうでした。
ご案内係の方は ほほえましく楽しいエピソード満載 !
宮内庁管轄のご案内を伺いながらの参観は
今回、5度目になりますが 話題の豊富さと巧みな話術で
一番笑わせていただいたんじゃないかしら
大宮御所表門をあとに、
築地塀沿いあふれんばかりの八重のぼたん桜に見送られました。
1時間強の参観を終え ちょうどお昼ー ♪
御所からほど近いお蕎麦屋さんで 田舎蕎麦をいただきました。
こちらは限定数らしく あっという間に玉終了。
そばの実ごはん、
焼きみそ、じゃこ山椒、塩こぶが少しずつのセットで。
ごちそうさまでした。 おいしいお蕎麦は 花ももにて。
午後の 桂へ備えます。
■ 仙洞御所
京都御苑内
地下鉄烏丸線 丸太町1番出口より
参観申込~ 桂離宮・仙洞御所(2015) ★