2016年 10月 14日
温泉津温泉郷♨ 外湯めぐり
ステンドグラスの外観もレトロな 温泉津温泉、薬師湯。
今月、夏の休暇で訪れました。いつか行ってみたいと思っていた温泉の1つ。
ガツンとしびれるような 本物に入りたかったから♨
ななめお向かいの「輝雲荘」に宿泊し、外湯めぐりからはじめました。
宿の方に、薬師湯と元湯がありますと伺っていたので
ふらふら散策。 ひひなびた温泉街。 元湯温泉の看板が見えました。
「泉薬湯」 の 文字が いかにも効きそうな感じ。
実は! ここがすごかった。薬師湯のことしか知らなかったのですが
経験したことのないようなお湯と雰囲気に、圧倒されました。
番台のおばさまが、ひととおり入り方を説明してくださり
「中に入っている人も、教えてくれるけん」というお言葉。
なにか法則でもあるのかしら、と ワクワクして引き戸をあけてみると
常連さんや何度目かの遠方の方もおられて
初泉薬湯のわたしは、かけ湯の時点から まさに手とり足とり。
今まで 色々な温泉に入ってきましたが このようなことははじめてです
浴槽には 湯の華が。それは芸術的でした ♨★
右手から 座り湯 ぬるい湯 あつい湯、と。
ただし、ぬるいほうといっても 43-44℃をさしていました。
熱いほうは 驚異の48度。
その日によって違うそうです。 まさに温泉とは生きもの。
大地の、温泉の神様からのいただきものだと。
温度調節なし。源泉かけ流しとはこのこと。
首だけだして 常連さんと並んで浸かれた時の充実感。
番台のおばさまもそれをみてご安心の様子。
よほど心配だったのか、何度も何度も様子を見に来て
背後からも、ご指導いただきました(笑 感謝。
2-3分で出たり入ったりを繰り返しながら
ぬるい湯の壁にいらっしゃる、お湯の神様に 目がとまる。
まさに、お肌ツルツル、関節痛もよくなったと お話を伺うと
わたしもあやかれますように ... と。
旅先のひと湯ですが、大地とお湯の神様に感謝の念と、
人のあたたかさと、薬効を実感するひととき でした。
熱いお湯の方、
さすが常連さんは、首まで入っていらっしゃった。
わたしは、膝から下まで。48度って、 相当ですね。
初泉薬湯は、ぬるい湯に出たり入ったりで
その後のポカポカ度はすさまじく ゆでだこ状態。
使ったタオルがいい感じに 染まっていました。
外湯めぐり、はしごは無理。一旦、お宿で1時間ほど休憩することにしました。
おちついたところで、 二湯目 薬師湯へ。
先に元湯を経験しましたので わりと楽に入ることができました。
こちらも さらにさらに、湯の華がすごい ♨♨★
例によって 2-3分入っては 休憩するという繰り返しで
ものすごく温まることができました。額から汗がふきでます。
普段、温泉に行っても 人と話したりしないのですが
ここでは自然と会話をかわしてしまうような、そんな雰囲気があります。
薬師湯は、観光客らしき人 外国の方、
トレッキング途中の人なども見受けられました。
元湯と、薬師湯が同じと思っているかたもいらっしゃいましたけれど
泉質もよく確認すると違いますし、 もろもろ ...
それぞれのよさを 入ってみて体感できる外湯めぐりです。
それぞれが、300円台だったと思います。リーズナブルなのに本格派。
2階部分の休憩コーナーでひとやすみして。
3階の屋上からは 宿泊先の 輝雲荘の屋根が。コーヒーサービスも。
この日、宿泊の輝雲荘は ここ薬師湯さんからお湯をひいていらっしゃるそうで
そちらは ほぼ貸し切り状態 ♪♨ お写真も撮らせていただきました。
つづきます ...
■ 元湯 泉薬湯 含土類食塩泉
■ 薬師湯 ナトリウム・カルシウム一塩化物泉(等張性中性高温泉)