2018年 05月 17日
寂地峡 ~竜ヶ岳峡「五竜の滝」
飛沫浴 花一輪の、やぶ椿。
爽やかな新緑の季節になりましたね。
山口・島根・広島県境に位置する
山口県最高峰、寂地山(1337m)に源を発する寂地川。
その上流に位置する 寂地峡は
犬戻峡と竜ヶ岳峡の総称で、まずは竜ヶ岳峡「五竜の滝」から。
日本の滝百選にも選ばれています。
竜の尻尾、「竜尾の滝」より 遊歩道をのぼり
滝見に飛沫浴、森林浴を楽しみました。
延齢の水で喉をうるおして、出発です。
◆「竜尾の滝」二段の段獏。落差は15m+5m。
階段状になった遊歩道を歩いていくと 見えてきました。
◆「登竜の滝」 落差8m
5つの滝の中でも、この滝が一番好きです !
滑らかな岩肌をすべりおちる水の流れ。
ネクタイ、リボンを折り返したような
女性的な雰囲気のある滝。
滝つぼ
こもれびがエメラルドグリーンの水面におちて
吸いこまれそうなほど、美しい。「大乗淵」
滑らかな滝口です。
岩場の微妙な変化で
リボンがはためく形状で落下してゆくのですね。
「登竜の滝」滝口の上流には
「白竜の滝」とその滝つぼが、みえてきました。
階段の遊歩道をあがってゆくごとに 雄大な景色の変化が楽しめます。
◆「白竜の滝」 渓流瀑 落差10m
飛沫浴がもっとも楽しめる場所でした。
ちびっ子たちを昔、連れてきた記憶があります。
この場所を記憶しています。
滝の流れを間近にみることのできる遊歩道を
すすみます。
「竜」の名がつく滝は5つですが
合間をつなぐように小さな滝の連続。
水が美しく、さすが 日本の滝100選 !
さらに上流。 かっこいい !
◆「竜門の滝」 落差18m
滝口を拝見すると まさに、竜門。
のぼりはじめて20分ほど。
五竜の滝の 最上流、
◆「竜頭の滝」 落差14m
特徴的な岩場から流れ出ているかのようです。
まるで人の横顔のような ... とか、寂地坊さんのような ...
とか(中央、上部)
滝口のさらに上には滝も見えました。
さて、さらに登ってみました。
急で、狭いです
登り切ったところに木馬トンネル(高さ160cm)
寂地山登山道にもつながる 右手の Cコースに向かいました。
(龍岳観音方面は、がけ崩れで通行止めです)
手堀で掘り進められた 木馬(きうま)トンネル
滝のさらに上流ですね。
寂地川は 錦川系宇佐川の最上流をさすそうです。
水が透明で、美しく 名水としても名高いです。
美しい新緑と 季節の花にも 心癒され
しばし寂地山へ続く山道を。
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