2019年 05月 15日
母の日に寄せて ルイーズ&イレーネ
しばらくいない間に。花が咲いて待ってくれた。
クレマチスに、薔薇。 自宅では少数精鋭でいこう、とはいえ
咲くとこれが結構なことに。
嬉しくもあり 一方で花の開花についていけず焦っている自分がいます。
去年の今ごろは 母に薔薇を切って持っていくことができたこと。
ふ、と 思い出しました。
■ルイーズ・オディエ Louise Odier
ブルボン系 1851年
フレンチラベンダー、シルバーアヌークも、咲きはじめました。
GW前 タイム ロンギガウリス の花畑に眠る ノーム
焦る理由、その弐。
ヒメコガネの襲来と被害を少しでも少なくするために
とにかく、朝 摘むのです。 蕾も摘んで開花調整もしています。
朝一、コーヒーを煎れる前に ちゃちゃっと切っちゃいます。
香りが秀逸なので 摘んで活けて、朝のテーブルに飾ると
いい香りに幸せ気分 ♪ そして ポプリに。 お風呂用にも。
部屋中、薔薇の香り ... 時々、もぐりこんだヒメコガネが出てきますが、、。
テーブルは乾燥させるための花びらで埋め尽くされ 作業場のようになっています。
テラスで 虫や雨の被害を受けないイレーネは
今年は大きな大輪で たくさん花を咲かせています。
「Yuriko(母)さんから 分けていただいた いちはつが今年も咲きました」
「この時期になると、いちはつが咲き Yurikoさんを思い出します」
先日のこと 伝え聞き 胸があつくなるのでした。 大切に育てていただき 感謝です
こんなやわらかな色合いが好きな(多分)、Yurikoさんでした ♪
こぼれ種から生えたような小さな芽や
よそ様で放置されていたものを ひきとって 大切に育てるような人でした。
と、いうのはのちに 書き残していたもので 知ったのでしたが。
花を通じて 人との交流も多かったようです。
「いちはつ」の エピソードは 鬼籍に入り四半世紀たちましたけれど
はじめて知ったことでした。
朝陽を浴びて。おはよう ♪
芳香のある牡丹のようです。 供花にも。
アプリコットカラーから淡いピンクへ。咲き進むと色も表情も変化するかわいい子です。
■イレーネ・ワッツ Irene Watts
チャイナ系 1896年 (ピンク グルス アン アーヘン)
ロザリアンの皆さまのお写真を拝見するのが楽しみな季節でもあります。