水無月中旬の お献立。3年前の誕生日に相方とご飯を頂いて以来、ご無沙汰していた【祇園 いわさ起】さんです。今回は正真正銘の ひとり旅。 カウンターで 包丁さばきを拝見しつつ お昼を戴こうと 。シャンパーニュを 飲みながら (*^-^*).。o○
冒頭の写真、お出汁を堪能できる椀物は、蓋をあけてびっくり。みどりのつくし?みたい なんて、伺うとアスパラ(アスパラ ソバージュ)だそうです。あしらいといい 眼福のひとときでした。
花見小路から少し入って
この雰囲気、静かでとても好きです

右手にちらっと見える 赤い鳥居は織田信長の実弟、織田有楽斎ゆかりのお稲荷さん。ご挨拶して参ります。いわさ起さんは 撮影している背後にある柳の路地を入ったところ。
少し遅めの時間帯を予約していましたが すでに盛況、女将さんが笑顔で出迎えてくださりホッとしました。 一番奥の席へ。とても広い一枚板のカウンターが落ち着きます。
■先八寸

時節柄、あじさいがあしらわれていました。京都ではやっぱり鯖寿司をいただきたいです。
■椀物
蓋を開けた時にたちのぼる湯気や、汁物も楽しみですが 塗りの蓋裏の柄も楽しみ
■向付
鱧のおとしは梅肉と 檸檬塩で
胡麻油と塩、檸檬塩、土佐醤油でいただきます。柚子や檸檬など柑橘系の塩は おつまみにもいいですね ♪ シャンパーニュもすすみます。
■焼物
■合肴
■炊合せ

器と合わせてアートのような。万願寺唐辛子をはじめ、色とりどりです。
■土鍋御飯 ■止椀 ■香の物
土鍋ご飯に、大根のビール漬け!最高
一組一組、土鍋で。新生姜と、釜揚げしらす、青じそが添えられて。

おひとりさまでもこの量です! ご飯はとても食べきれず。と、持ち帰り用におむすびにしてくださいました。はじめてです。(ホテルでお夜食にいただきました)
■水物
あたたかいプリンは黒蜜かけ、この漆のスプーンもいいですね。供されたほうじ茶も、香ばしさとスモーキーさが絶妙でした。
お酒は グラスで ルイナールと ドゥラモットをいただきました。ルイナールは開栓されたばかりで、実は女将さんにお願いして王冠をいただいてまいりました。すでに自宅のミュズレボードがいっぱいで ...どれだけ飲んだんか、という。旅の思い出、コレクションのひとつに。
以前、撮らせていただいた 店主の岩﨑さんと女将さんです。写真からも伝わるそのままの温かいお人柄で カウンターに座るのが とても楽しみなひとときでした。お若い板前さんとも色々お話ができて楽しかったです。 ご馳走さまでした。
祇園 いわさ起
京都府京都市東山区祇園町南側 570-183
明日からは七月ですね。京都の初夏 シリーズ、ふたたび 庭巡りの続きを ...